窓からの採光も大切!間取りポイント
2020年11月23日
間取りを計画するときに、今後の長い間明るく健康で家族と住まわれる「明るい部屋」とすることは大切です。
明るい部屋とするためには、長い時間太陽の光を得られる南向きに部屋を配置することが鉄則となります。
照明や内装の色によっても部屋の明るさは変わりますが、できるだけ自然の太陽光をうまく取り入れられるように計画したいものです。
当然ですが、太陽高度は、季節によって変わります。
リビングなどの部屋を、一番太陽の角度が低い冬至で検証するようにします。
南側隣地の建物の影になる範囲を確認し、窓の位置、大きさを検討していきます。
南側に敷地のスペースが十分に確保できないような場合は、吹き抜け等も検討し、太陽光がはいりやすいようなプランも考えていきます。
吹き抜けにはデメリットもありますので、よく相談し検討していきましょう。
(吹き抜けについては、また後日ブログを書ければと思います。)
また、夏の西日にも注意が必要です。夏の昼間は太陽高度が高いため、部屋の奥まで日ざしは入り込みませんが、夕方になると太陽高度が低くなるため、西側の窓はきつい日ざしを受けることになります。
西側の窓はむやみに大きくしないよう配慮が必要ですね。
まとめると、基本的にはリビング南面の窓で、最も太陽の高さが低い冬至の太陽高度で検討し、夏の日ざしを遮ることや、「朝日」や「西日」も考慮して、寝室やほかの部屋の窓もどのような日当たりとなるのかを考えてプラン検討するとよいと思います。
但し、窓の位置だけでは、健康で快適な家はできません。家の品質が良くなければ無意味になってしまいます。
様々な観点から良い家づくりをして頂ければと思います。気になる事がございましたら、お気軽にお問合せ下さい。
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