すき間係数『C値 0.11』となりました
2024年2月3日
すき間係数の測定
コロナ住宅では、建てて頂いたお客様の建物について、すき間係数『C値』の測定を出来る限り行っております。
この度、御厚意で完成見学会を開催させて頂いたお客様宅において、すき間係数『C値』の測定を行いました。
『C値 0.11』
結論から申し上げますと、
今回の測定結果は『0.11㎠/㎡』でした!
C値0.11は、久々に実測できた、良い結果でした。
コロナ住宅の場合、通常は0.15~0.25の範囲に収まる結果が多いです。
ちなみに、㎠/㎡という単位の意味は、1平方メートル当たりに、どのくらいのすき間(㎠)が空いているか?となります。
この度の測定結果では、1平方メートルあたり、0.11㎠のすき間だったと言う理解になります。
この数値が小さいほど、建物の気密性能が良いということになります。
国土交通省の資料
それでは、一般的な数値はどのくらいか?ということに、疑問を持つ方も多くいらっしゃると思います。
参考までですが、国土交通省の資料中に、ある地域でのC値の基準がり、そこには「1.0㎠/㎡」との記述がありました。
これは、コロナ住宅の性能値の役10倍のすき間があると理解できます。(そんなにすき間があって良いのか?)
コロナ住宅の性能について
すき間係数C値については、様々な理解や意見があります。
しかしながら、コロナ住宅では、採用している第一種換気装置の効率を上げるため、建物の温度環境を維持するために、高性能な気密性能を追い求めています。
また、気密性能が良ければ建物の断熱性能が良い訳ではありません。
それを踏まえて、コロナ住宅では、建物の断熱性能の向上を、常に図り続けています。
⇒コロナ住宅 断熱性能のページ
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