耐震診断って知ってますか?
みなさん、耐震診断って聞いた事ありますか?
耐震診断とは
既存の建築物で旧耐震基準で設計され耐震性能を保有していない建物を、現行の構造基準(新耐震基準)で耐震性の有無を確認することです。
上田市においては平成18年度から例年、以下の条件をすべて満たす住宅については耐震診断を実施しております。
●建物規模
在来工法で建築された一戸建てで、階数は2階以下の木造住宅(※店舗などの併用住宅の場合は2分の1以上が住宅であること。また、ツーバイフォー工法や非木造の住宅は含みません。)
●時期
昭和56年5月31日以前に着工された住宅
(※昭和56年6月1以降に増築された場合は、市へ要相談ください)
なぜ耐震診断が必要なのか
実施している背景を説明させていただきますと、1995年1月17日において発生した阪神・淡路大震災があります。
当時、住宅などの建築物の被害の傾向を見た場合、建築基準法に新耐震基準(昭和56年〔1981年〕)が盛り込まれた以前に建築された建築物に被害が多くみられたとの結果が建設省(現国土交通省)で報告されています。
一方で、その新耐震基準以降に建築された建築物の被害は比較的に軽度であったとされています。
上田市の耐震補強事業
以上のことから現在の新耐震基準を満たさない建築物については積極的に耐震診断や改修を促進するという建築物の耐震改修の促進に関する法律(耐震改修法)が1995年(平成7年)12月25日に施行され、平成17年の改正案を経て、上田市では耐震診断を対象の住宅に公募をすることになっております。
お申込みの流れ
申し込み時期としては例年でいいますと、概ね4月からの申し込みとなり、
その診断結果が、基準とする評点に満たさなかった場合は、耐震補強の対象住宅となります。
診断後、もし耐震補強工事が必要となった場合、上田市では耐震補強事業として、その工事費の一部を補助する制度が設けられています。
申請書など詳細なお申し込みの流れなどは上田市役所の窓口の方でもお話を伺うことが可能です。
まず流れとしては、耐震診断をしていただいた上での補強工事となりますので、ご注意ください。
耐震補強工事自体の業者の選定はお施主様の任意で選定していただけますので、もし耐震補強工事をご検討であれば、ご相談いただければと思います。
自然災害はいつ起きるかが予測不能なため、住宅においてはハード面である耐震性能は欠くことができません。
コロナ住宅では、そういった地震に対しても安心して生活していただけるお家づくりを考慮し設計に携わっております。
是非、弊社の性能についてご覧ください。
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