FRP防水って知ってますか?
最近は本格的に雪が降ってくるようになってきましたね。
ベランダがあるお家は雪が降れば積もってくるかと思いますが、お家のベランダには防水工事が施されています。
FRPとは
FRPという言葉をご存じでしょうか?
「繊維強化プラスチック」の略称で、ガラス繊維を混ぜたプラスチックの樹脂でシートのようなものを指します。
そのFRPを用いて、防水工事を行う「FRP防水」というものがあります。
簡易的ではありますが、今回はFRP防水についてご説明したいと思います。
ベランダ防水工事でFRP防水を採用するメリット
・軽量
非常に軽い性質のため住宅への負担を軽減しながら施工することができます。
・耐久性が高い
雨水の侵入を防ぎながら摩耗性・耐候性・耐久性を確保してくれます。
・工期が比較的短い
硬化するのが早いため工期としてはおおむね1~2日程度で施工が可能となります。
というものが挙げられます。
FRP防水の工程
1.床面の清掃
2.プライマー(下塗り材)の塗布
3.シート状のFRPを敷く
4.ポリエステル樹脂で固める
5.「3.」「4.」をもう一度繰り返す(重ね張り)
6.トップコート(表面保護の塗料)を塗る
一般的にFRP防水の耐用年数としましては10~13が目安とされていますので、外壁塗装の塗り替えの際、足場が架けられますのでそのタイミングで改修工事として施工をされる方もいらっしゃいます。
劣化が見られる症状として比較的見られますのが、表面にひび割れが発生した場合です。
この場合はFRPではなく防水層を保護するためのトップコートのひび割れのため比較的軽度なものとなります。
そちらを塗り替えれば問題はないとされています。(トップコートの塗り替えはおおむね5〜7年が目安となっています。)
その他の症状が見られますと、本格的な補修が必要な場合があります。
外壁塗装をご検討中であれば、ベランダの防水についてもご検討されてみてはいかがでしょうか。外壁塗装の他にもリフォームのご相談もお気軽にお申し付けください。
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