いよいよ冬本番！寒さが増してきましたね。

この時期に防寒着といったらダウンジャケットが挙げられますが、なぜダウンジャケットは暖かいのでしょうか？

ダウンジャケットが暖かい理由は、ダウン(羽毛)自体が暖まるわけではありません。

羽毛の隙間に空気を多く含み、動かない空気の層を作ることによって、その空気が断熱効果を発揮し、体熱が放出されるのを防いでいるため暖かさを感じることができます。

その熱というものですが、基本的には主に以下の3つのパターンによって伝わっていきます。

順を追って説明していきますと、

伝導

・まず伝導については物質の中に熱が伝わることを指します。先ほどご説明したダウンジャケットはダウンの隙間の空気によって断熱をし、熱伝導を防いでいます。

熱の伝わりやすさでいいますと個体>液体>気体の順に熱が伝わりやすくなります。

対流

・対流については熱を蓄えた気体や液体が、移動することで熱を他の物質に伝えることを言います。

お風呂を追い焚きした場合、上の方だけ熱く、下はぬるいという現象は熱によって膨張し、比重が軽くなった水が上部に集まり、冷たく思い水が下にたまるため起きます。

・輻射とは熱が電磁波の形で物体から物体へ直接伝えられる現象です。

太陽の熱が地球まで届くのは、熱が赤外線などの電磁波によって伝わすためです。

同じ例で言いますと、たき火も同じようなことが言えます。

たき火にあたると暖かいのはたき火の熱エネルギーが直に人の体に届くためです。

以上の様に熱の伝わり方がありますが、その熱の移動を少なくするのが住宅でいいますと、読んで字のごとく、断熱材の役割となります。

断熱材や建材などの物質がどの程度熱を通すかの目安として、熱伝導率というものがあります。

一般的な建材も含めた熱伝導率についてのリンクがありますのでご覧ください。

基本的に数値が少ないものほど断熱性が高いことが言えます。

弊社で使われている断熱材ネオマフォームはフェノールフォームに該当し、断熱材の中では断熱性能が高いといわれています。

ネオマフォームについての説明もリンクに詳細がありますのでご参考ください。

お客様によってお家を建てる目的があるかと思いますが、寒い冬を快適に過ごしたいという方はコロナ住宅へ！モデルハウスもありますのでぜひご覧ください。