地盤補強って地震対策なの?!
2020年7月6日
地盤補強と聞くと、何となく地震対策かなってイメージ。
これ実は違います。
地盤補強の目的は、不同沈下対策です。
不同沈下とは、地盤が柔らかすぎて、建物の重さで建物が沈んでしまう現象が不同沈下です。
これを沈まないようにするために、何らかの補強をすることが地盤補強です。
身近な物で例えるとこんな感じのイメージです。
やわらかい地盤→プリン
固い地盤→羊羹
プリンの上に重い建物が建っていたら沈む感じがしませんか。
また、やわらかい地盤は地震のエネルギーを増幅させます。
地震か起きた時、やわらかい地盤は揺れ幅が大きくなり建物の揺れ方と共振(キラーパルス)となり建物を倒壊させる危険があります。(耐震性能等による)
プリンと、羊羹をそれぞれ揺らしてみてください。圧倒的にプリン(やわらかい地盤)って揺れるんです。
2016年に発生した熊本地震。
熊本県益城町では、観測史上初となる震度7が2回発生しました。そして、たくさんの建物が倒壊しました。益城町の中でも特に被害が大きかった場所があります。
その場所は、やわらかい地盤だったことが原因となり被害が大きくなりました。
やわらかい地盤であっても地震の被害をなくすために、耐震性能が高い家を建てることが重要です。
▼コロナ住宅の耐震性能について
http://www.corona-giken.co.jp/corona/performance/taishin
家づくりの参考にして頂ければ幸いです。
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