ウッドショックと令和元年 台風19号
別所線の鉄橋が崩落
令和元年の台風19号の豪雨・氾濫の被害発生から丸2年が経ちました。
私たちの地元、別所線の赤い鉄橋が落下したことが記憶に焼き付いていると思われます。
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<画像 日本経済新聞社のページより>
台風19号の災害時、また、その後の復旧においては、地元の土木専業工事会社さん達が頑張って下さったと感謝をしております。
私たちコロナグループは、工場・倉庫新築や住宅新築などの建築専業の為、災害時には災害発生個所に近いお客様宅の様子確認などをさせて頂いたと記憶しています。
別所線復旧の為に上田市に寄付
令和2年はコロナグループでは創立50周年を迎えておりました。
当初は記念式典なども検討しましたが、コロナグループがある塩田地域と上田市街を結ぶ別所線の鉄橋が落下したことや、河川氾濫などで被災された方々が多くいらっしゃる中で式典の開催をすることは不謹慎と考え、記念式典等に準備してあった費用の全額を上田市に寄付いたしました。
⇒コロナグループが上田市に寄付のブログのリンク
令和3年10月12日の信濃毎日新聞の記事
地元の新聞の信毎朝刊によりますと、災害復旧に際して住宅用の材木が不足しており、それが災害復旧の妨げになるとの記事がありました。
新聞には『木材高騰』と書いて『ウッドショック』との見出しがありました。
特に公営住宅の再建などには、通常の価格で原材料が回って行けば良いのに…と思う次第です。
ちなみに、私たちコロナグループでも、仕入れている材木価格が高騰しており、大変に苦戦をしています。
お客様に価格転嫁をすべきところですが、それも出来ずに、ひたすらに耐えている・・・そんな状況です。
もう暫く材木の高騰は続く??
様々な皆様の話を聞く限り、材木の高騰は少なくとも年内いっぱいは続くのでは・・・?との意見が大半でした。
日本で使用する住宅用の木材は、海外からの輸入に多く頼っています。
シカゴの木材先物相場のグラフを掲載します。
日本に入ってくる木材は数か月前の高いものが入ってきますので、やはり年内いっぱいは高騰が続きそうな雰囲気です。
より良い性能の住宅をお届けするために
コロナグループでは、特に『断熱』と『気密』にこだわって家づくりを行っています。
ここで言う『断熱』においては、構造躯体を木造にしないと性能値がUPしません。したがって、高騰していても材木を使わざるをえません。。。
現在、材木価格が高騰していますが、コロナグループでは、もう少し頑張って、耐えて、皆様により良い『断熱』と『気密』の家をお渡しできるように精進してまいります。
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