固定資産税が上がる??
固定資産税評価の据え置き特例の廃止
11/19(金)付けの日本経済新聞に「固定資産税評価の据え置き特例が廃止」という記事がありました。
これは、令和3年度の固定資産税評価の評価額の見直しを行った際に、評価額が上昇したものについては、本来は税額も上げるところ、ウィルス感染症の影響による経済環境をを考え据え置いたままにした・・・という措置を来年度以降は撤廃する方針であるとの事です。
いよいよ、来年度の固定資産税は、評価額が上昇している地点では、税額がUPすると考えられます。
ついに大増税の時代の幕開けの第一歩となりそうな感じです。
固定資産税とは?
固定資産税とは、毎年1月1日(賦課期日といいます)に、土地、家屋、償却資産(以下、固定資産と呼びます)を所有している人が、その固定資産の評価額をもとに算定された税額を、その固定資産の所在する市町村に納める税金です。(総務省HPより)
殆どの市町村では、固定資産税価格に1.4%の税率を掛けたものが、固定資産税となっています。
⇒上田市 固定資産税のページ
固定資産税評価の見直しとは?
土地・家屋について、3年に1回、「評価替え」を行い、価格の変化を反映しています。直近では、令和3年度が評価替え年度です。
評価替えに際しては、価格の変動に伴う税負担の激変を緩和するための負担調整措置等も併せて検討を行い、必要な措置を講じてきており、令和3年度税制改正においても、令和3年度以降の負担調整措置等のあり方が検討されました。(総務省HPより)
都市計画税の存在
固定資産税とは別に、似たような税金が掛かる場合があります。
上田市においては、都市計画税という税金も課税されます。
都市計画税は、都市計画事業または土地区画整理事業に要する費用に充てるために、目的税として課税されるものです。「都市計画事業」とは、都市計画施設の整備に関する事業及び市街地開発事業をいいます。(上田市HPより)
上田市では、固定資産税評価額に0.3%の税率を掛けたものが、都市計画税となっています。
ちなみに、上田市では旧上田市と、旧丸子町の一部について都市計画税が生じており、それ以外の地域では生じていません。市町村によっても、都市計画税がある地域と無い地域があるようです。
⇒上田市 都市計画税のページ
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