住宅版の「残価設定ローン」も検討できる時代に?

先日、住宅版の残価設定ローンの開発についてのニュースを見ました。

 

「自動車では一般的な仕組みである「残価設定ローン」を住宅購入でも使えるようになる???」

毎月の返済負担を軽くする新たな住宅ローンの開発を進めているようです。

国土交通省は住宅購入時の借入額と将来的な住宅価値の差額のみを返済する「残価設定型」のローンの普及に向け、2021年度にも民間の金融機関が参加するモデル事業を始めると発表しました。

自動車ローンでは、広く知られている残価設定ローン。

住宅版でも同じく借入額と将来の住宅価値の差額のみを返す仕組み。

将来の残価をあらかじめ設定し、住宅価格から差し引いた額を分割して返済していく。

 

ローンが満期を迎えた際に

・残価で住宅を買い取る

・再度ローンを組む

・家を売却する

といった複数の選択肢があります。

家は残価で買い取ってもらえるため、売却すればローンは完済となります。

 

メリットを考えてみると、

・毎月の返済額が抑えられる

・家族構成の変化によって住まい計画を選択できる

・相続等の将来のリスク管理の選択肢となる

といったようなことが考えられますよね。

 

まだまだ住宅の残価設定ローンが広がらない背景には日本の特殊な住宅事情があります。

日本の住宅は「建築から20~25年が経つと資産価値がほぼゼロになる」と言われてきました。

欧米では中古住宅の流通シェアが7~8割強に達する国もある中で、日本は10%台半ばの水準にとどまっています。

住宅の質に応じた市場での評価を測ることができないため、そもそも残価を設定することが難しいとされています。

住宅の評価や買取保証額が、借入先によって変わるのであれば、金利だけではなく、建物の評価額なども比べながら、借入先の検討をしていくようになるかもしれません。

 

質の高い住宅が資産として評価され、人生設計の選択肢を増やしつつ、日々の生活がより快適に過ごせるようになればと思います。

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