「住宅の気密化」という言葉を聞いたことはありませんか？

住宅の気密化とは、簡単にいえば住宅の隙間を減らして密閉性を高めることを意味します。

冬にダウンジャケットに身を包みながら、ファスナーを開けている状態では、寒風が入り温まった熱が逃げてしまいます。

寒風が入らないようにファスナーを首元までしっかり閉めた方が暖かいですよね？

家も隙間を無くして、空気が出入りしないように密閉された状態を保つ必要があります。

それを「気密」といいます。

➡コロナ住宅の換気システムと気密について

具体的には、寸法誤差の少ない高品質な建材を使用し、建材の接合部分を気密シートや気密テープなどでしっかりと防いで施工することによって建てられた住宅は高気密住宅と呼ばれています。
気密性を高めるには、一般的な住宅よりも多い専用部材や、隙間を丁寧に埋める高い施工技術が必要です。

家を断熱材でくるむと、熱の出入りは少なくなりますが、それだけでは室温を快適に保てません…。

隙間があると空気の通り道ができてしまいます。空気は湿気も含むので、結露やカビが発生してしまうことも…。

隙間は、壁と床、壁と天井、スイッチ、コンセント廻りなど…様々なところにあります。

ラップで食べ物を包むように、空気や湿気を通さないフィルムやテープで隙間を徹底的に防ぐのです。

そうすると、換気も計画的に行えます。

換気が計画的に行えると、温度ムラが減り、健康的に快適に生活ができます。

換気は熱交換型のものにして、新鮮な空気も室温に近い状態で取り入れれば、冬の時期も快適に新鮮な空気を取り入れられます。

窓を開けて空気の入替れの際も気密が良い家の方が、風も計画的に流れます。

住宅の隙間をできる限り減らして気密性を高めれば、さまざまな恩恵を受けられます。高性能の換気システムによって室内の快適できれいな空気を効率的に維持し、健康的な室内環境をつくり出せるのです。
主に省エネや快適性といった面でメリットが大きいので、この点を重視する人にとっては最適な住宅だといえます。

家づくりの計画で、建築会社選びの際は、気密検査をおこなっている会社かどうか、また、気密性能はどのくらいか、質問されるのも良いのではないでしょうか？？

➡コロナ住宅へのお問い合わせはこちら