地盤は建物と同じく重要です
スウェーデン式サウンディング試験による地盤調査の様子
先日、上田市芳田の建替え工事の現場で地盤調査が行われました。
家づくりを考えている方にとって、イメージや間取り、断熱性能といったことに関心を持たれている方は多いのではないでしょうか?
これらのことは調べればインターネット等で簡単に調べることができます。
でも、地盤のことは、心配はするものの、わからないまま進めているケースがほとんどではないでしょうか?
考えてみてください。建物は地盤の上にのっているのです。
どんなに、イメージ通りの家が出来たとしても、地盤がしっかりしていなければ・・
地盤調査の結果、地盤補強の判定が出た場合、数十万円~数百万円の費用が掛かかります。
だからこそ、建築会社任せにせず、地盤補強の判定が出た場合、なぜ必要なのかを把握した上で工事を行なって頂きたいのです。
コロナ住宅の地盤調査、基礎についてのページ⇓
http://www.corona-giken.co.jp/corona/performance/foundation
建築基準法では、
●建築基準法施行令第38条(基礎)
建築物の基礎は、建築物に作用する荷重及び外力を安全に地盤に伝え、かつ、地盤の沈下又は変形に対して構造耐力上安全なものとしなければならない。
●建築基準法施行令第93号(地盤及び基礎ぐい)
地盤の許容応力度及び基礎ぐいの許容支持力は、国土交通大臣が定める方法によって、地盤調査を行い、その結果に基づいて定めなければならない。(以下省略)
と、なっており、
●国土交通省告示第1113号
●建設省告示第1347号(地盤の許容応力度と基礎の構造)
で、具体的な強度等について定めています。
建築会社は、これらに元づいて、地盤調査を行い必要があれば地盤補強を行います。
しかし、建物が沈む(不同沈下)トラブルは実際に起きています。調べてみると、
東海大学の調査では、1970年~2010年の実際に不同沈下が起きたサンプル137件中
設計によるものが24%
施工不良によるものが24%
地盤調査不足によるものが18%
意外と多い設計、施工が原因で起きている不同沈下。だからこそ、建築会社選びが重要です。
地盤は、建物を支える重要な部分です。
建物を支える地盤のことも、建物のことと一緒にしっかり考えてみてはいかがでしょうか。
コロナ住宅のホームページでは、只今施工中のお客様の家の様子をご覧いただけます⇓
http://www.corona-giken.co.jp/corona/constructions
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