地鎮祭について

先般の大安吉日の日に、お客様の新築住宅の地鎮祭を行いました。

さて、地鎮祭とは、具体的にどんなことをしたらよいのでしょうか?
SUMOのサイトに、地鎮祭について詳しい事が書いてありますので、リンクをはります。
⇒SUMOのサイト 地鎮祭について

建築以外のお仕事をされていらっしゃる方においては、地鎮祭といっても、人生で何度も経験することはないと思います。
私どものような建築に携わる仕事に就いていると、何度も経験する事ですので、その中で皆さんのお役に立つかもしれないことを書いていきます。

地鎮祭については、地域差や神社さんによって違いがあるようです。
概ねですが、地鎮祭に必要な物(お供物(おくもつ))は、次の通りです。
・お酒
・お塩
・お米
・野菜(根の物(大根やニンジン)、葉の物(その季節でとれるホウレン草や小松菜)、丸い物(かぼちゃやナス))
・昆布
・尾頭付きの魚(上田市周辺では生の魚では無く、茹でたマスが一般的)
・祈祷料(お布施、御礼、玉串料)

過去のお客様の中には、昆布と間違えて、生のワカメを持ってこられたお客様もいらっしゃいました。
また、茹でたマスが手に入らず、生のニジマスを持ってこられたお客様もいらっしゃいました。
しかしながら、神主さん達は、いつもにこやかに何事も無かった!かのように地鎮祭を進めて下さいます。
ある神主さんの話をお聞きしたところ、1番大切なのは「神様にお願いして土地を清めて頂く気持ち」なんだそうです。

ちなみに、皆さんが気になる祈祷料は、相場では2万円くらいだと思われます。
神社さんによって、金額が決まっていたり、いなかったりですので、地鎮祭のお願いをする際に金額の確認をするとよいと思います。
ちなみに、住宅以外(工場や倉庫など)ですと、もう少し金額が上がるようです。

住宅工事の地鎮祭などは、神主さんが司会をしながら進行してくださいます。
その中で、神様が下りてくるという”降神の儀(こうしんのぎ)”という場面があります。
ほとんどの神主さんが呪文(実際は祝詞(のりと))を唱え「ウォーーー、又は、ウゥーーー」という言葉を発します。
この言葉に慣れないうちは、思わず笑ってしまったりしがちですが・・・神主さん達は真剣に神事を行っています。
ちなみに、その時は頭を下げたままで、神様を見てはいけないのだそうです。

最近は地鎮祭をやらずに工事をされるお客様もいらっしゃいますが、家づくりにおけるケジメとして、地鎮祭を執り行うことも大切だと思います。
また、地鎮祭を行うと家づくりにおける、良い思い出や記念にもなると思います。

コロナ住宅では、地鎮祭の神事が終わった後に、お施主様の写真を撮影しております。
弊社の現場レポートのサイトでも、地鎮祭の様子を伺い知る事もできます。
⇒コロナ住宅 施工中現場のレポート

私たち、コロナ住宅は
上田市や東御市、佐久市など東信州を中心とした地元密着型の住宅建設会社です。
高性能なデザインの注文住宅のご用命はぜひ当社までお声がけください。

コロナ住宅の性能はこちらのページからご確認ください

コロナ住宅の家づくりへの想いが詰まった資料はこちらから

街中ハウス完成見学会を常時開催中です!